すきなひと☆ [恋]
“すきなひと”が帰省しています。
その人は職場の人で、とっても、美しい人です。
あ、男の人ですよ。
どこに帰ったのかも、何しに帰ったのかも、知りません。
それは、私の“恋”が“一方通行”だからです。
それに、私は“恋”していることを、友人の前では認めていません。
それは、この歳で“一方通行の恋”をしていることが恥ずかしいからです。
「帰省する」
と、聞いたとき、私は、
「どこに?」「どうして?」
と、聞けませんでした。
格好をつけたんでしょうね。
格好なんて、もともとワルイのに。
キドッて、お高くとまって。
サイテーなんです。
他人(ひと)のこと、とやかく言うシカクなんて、ほんのちょっとも、ないんです。
「前職は秘書をやってました」
「芦屋出身です」
そんなことを武器にしています。
秘書の仕事なんて、大したコトしてたわけでもない。
芦屋だって、本籍なだけ。
ここでまた、格好つけます。
“すきなひと”が
どんな結論をだして、帰ってきたとしても、
それは、“彼の人生”。
しあわせになって欲しいんです。
誰よりも誰よりも。
この世の中で、彼がいちばんのしあわせものでいて欲しいんです。
これは本音です。
私は、ずっと、彼にエールを送り続けるつもりです。
“心の中”でだけですが。
格好、つけさせてください。
無様にふられたりなんかしたくないんです。
“知らん顔”し続けます。
それが“私”です。
ミスチルの新しい曲で、
「旅立ちのうた」
ってありますよね。
その中に、
うろ覚えなんですけど、
「もし聞こえても、返事はいらないから」
というような歌詞がありました。
私の気持ちが、もしも、聞こえてしまっても、
返事はしないでください。
しあわせだけ、願わせてください。
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